CとN

フルーチェ百姓日誌

植物が育つには肥料が必要で有名なのが
窒素・リン酸・カリなどが有名です
無機物と呼ばれています

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先日畑に籾殻を撒きました
籾殻は有機物で直接植物の肥料にはなりません
有機物が無機物となってはじめて植物の肥料となるのです

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今日は発酵鶏糞というものを籾殻の上にまきました
主要な成分の含有量に窒素3%リン酸3,2%カリ2,3%と記載されています
これは重量に対しての成分がどのくらい入っているか表しています
その下に炭素窒素比(c/n比)8とあります
これは有機物などに含まれている炭素(C)量と窒素(N)量の比率(質量比)で炭素率ともい言います
たとえば、ある有機物に炭素100g、窒素10gが含まれている場合、この有機物のC/N比は10です
有機物は一般に炭素を含む化合物ことを言います
有機物を土壌生物や土壌微生物よって無機物に分解されます
彼らは土壌の炭素を二酸化炭素に変えてエネルギーを獲得して(呼吸作用)するとともに体の構成に利用しています
c/n比は炭素が多いものが大きく窒素が多いものが小さいです
微生物のc/n比は6.7程度だと言われています
c/n比が20の堆肥が微生物によって20−6.7=13.3の炭素を呼吸などに使われ、窒素1に対して炭素が6.7に落ち着きます
c/n比が大きい場合、微生物の分解作用を受ける炭素に対する窒素量が少ないと不足する窒素分を微生物は土壌中から吸収します
仮に作物の栽培中、そのことがおこると作物が窒素不足(窒素飢餓)で成長不良になります
逆にc/n比が低ければ微生物が必要とする炭素に比べ窒素が余分にあるため、余分な窒素をアンモニアとして体外に放出し作物が吸収利用できる窒素が増えることになります
c/n比が小さければすぐに作物は吸収できます
即効性の肥料ということですね

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籾殻のc/n比は80から90と言われています
なかなか作物が吸収できるようになるには
微生物のちからを借りて分解が必要です
そこで発酵鶏糞を撒き、作物窒素不足にならない程度に
窒素量を補って炭素を微生物たちが窒素などの無機物に分解するのを期待して少しずつゆっくりと作物の肥料になるようにしているのです



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